生産性向上#007として、ショートカットキーを紹介します。
Windows利用、Webブラウザ、エクセルで活用できるショートカットキーを提示します。
キーボードを活用して時短・業務効率を改善
働き方改革の折、IT化や電子化が叫ばれています。
時短、業務効率を改善、生産性の向上を求められるようになりました。
実現のために、プログラム・マクロの作成、アプリケーション・システムの導入、会議の削減などがありますが、
もっと簡単にできることとしてショートカットキーを活用することでも実現できます。
例えばコピーペーストだと、マウスを使ってカチカチ1秒でコピー、カチカチ1秒で貼り付け。
ショートカットキーであれば、キーボードを使って0.2秒でコピー、0.2秒で貼り付けることができます。
他にもマウスを使って✕ボタン(閉じる)を探したり、最大化・最小化をワンタッチでできればさらに効率よく作業することが可能になります。
機能の紹介
キーボードにあるが普段あまり利用していないキーはありませんか?
Esc は エスケープキー(Escと記載されているキー)と呼び、現在入力しているもののキャンセルや、クリア、閉じることができます。
Home は 一番最初、
End は 一番最後 に瞬時に移動することができます。
ノートパソコンであれば
Fn(ファンクションキー)と矢印キーを押下することで利用することができる場合があります。
アプリ別ショートカットキー紹介
Win は Windowsキー(Windowsロゴ(窓の絵)のキー)
Ctrl は コントロールキー
Alt は オルトキー
Tab は タブキー
Esc は エスケープキー
を指します。
以下の画像のようにキーボードに印字されていますので探してみてください。
Windows標準・アプリ共通
Ctrl+C | 選択している対象のコピー |
Ctrl+X | 選択している対象の切り取り |
Ctrl+V | 上記でコピーした直前の内容の貼付 |
Ctrl+A | 全て選択 |
Ctrl+S | 上書き保存 |
Ctrl+B | 太字にする |
Ctrl+F | 検索 |
Ctrl+H | 置換 |
Win+V | クリップボードから貼付(使用前にWin+Vを押して有効にする必要があります) |
Win+E | エクスプローラー(フォルダ)を開く |
Win+D | デスクトップを開く・(再度押すと)元に戻す |
Win+L | PCのロック(離席時など活用できます) |
Tab+Alt | アプリケーションの切り替え |
Tab+Alt+Shift | アプリケーションの切り替え(逆順) |
Win+[↑or↓] | アプリケーションの最大化・最小化 |
Win+[←or→] | アプリケーションの移動(左右に並べて作業するときに役立ちます) |
Win+Shift+S | 画面の切り取り |
Ctrl+Shift+Esc | タスクマネージャーの起動 |
上級コマンド
Win+R | ファイル名を指定して実行(アプリケーションを指定して実行) “cmd”(コマンドプロンプト)、”mspaint”(ペイント)、”calc”(電卓)、 “notepad”(メモ帳)、”mstsc”(リモートデスクトップ) など直接呼び出すことが可能です。 また実行時、Ctrl+Shift+Enterにて実行すると管理者として起動できます。 |
Webブラウザなど
Ctrl+W | タブを閉じる |
Ctrl+T | 新しいタブを開く |
Ctrl+T+Shift | 直前に閉じたタブを開く |
Ctrl+クリック | 選択しているURLを新しいタブで開く |
Ctrl+Tab | タブの切り替え |
Ctrl+Tab+Shift | タブの切り替え(逆順) |
エクセル
Ctrl+D | 上のセルをコピー・貼り付け |
Ctrl+R | 左のセルをコピー・貼り付け |
Ctrl+Z | 元に戻す(行動を戻す) |
Ctlr+Y | やり直し(戻した行動を復元する) |
F4 | 絶対参照切り替え(セル参照時$(ドル)をつけたり消したり) |
Ctrl+カーソル(矢印) | 記入されているところ・空白まで飛ぶ (空白あるなしのカタマリ毎に移動) |
Ctrl+カーソル(矢印)+Shift | 上記移動時に、選択しながら移動 |
Ctrl+マウスホイール上下 | 画面の拡大・縮小 |
アプリごとに記載しましたが、別のアプリでも利用できる場合があります。
常に左手はキーボードの上に置いておきましょう。
先日紹介したキーボード配列の変更することもオススメです。
感想
活用することが目的です。
先日紹介したデュアルディスプレイについてもそうですが、使うことが目的ではありません。
マウスを使った方が早い場合はマウスを使ったほうがよいと思いますし、
1画面で収まるようであれば1画面を利用したほうがよいと思います。
全てのショートカットを覚える必要もありません。
自分が必要とする機能を覚えていただければと思います。
今回ある程度どんな機能があるかを見ていただいた上で、どこかの機会で、
『この作業よく利用しているな……そういえば何かショートカットがあったはず!』
というきっかけから利用し始めてもらえればと思います。
これからもこのような形で生産性を上げるためのモノ・コトを紹介していきたいと考えています。
またこのシステムってどうなの?こんなことしたいけどどんなパソコン買えばいいの?など質問もコメント・お問い合わせにて受付しております。
コメント