これは歴史には記録されない、誰にも伝えられる事のない、あなたの心だけに残す私の生存報告。
発症－2日目
この週に限って毎日近くに座る同僚(フリーアドレスのため)が咳とクシャミを頻発する。
エナジードリンクも飲みまくっているので、大丈夫ですか？と聞くと、
「なんか最近すごくふらふらして、ロキソニンとエナドリ飲んだらﾊﾞｯﾁｪ働けるんですよぉ……花粉のせいかなﾊﾊｧ……」
とのこと。
まぁそういうことならええか……と放置する。
発症0日目
朝は特に問題なく出社する。
入門時、意味あるのかないのかわからん体温チェックも特に問題なく通り過ぎる。
11時頃から急にしんどくなってくる。
咳が出だす。
当該同僚からは、「おっ、大丈夫か大丈夫か」と言われるも、(てめぇのなんかが感染(うつ)ったんだろ)と内心思う。
とりあえず食事する元気もなかったため部屋で横になる。
午後からMTGがあったものの、上司に体調不良の旨報告、また上司からめっちゃ顔色悪いとのことで帰宅を促される。
職場のおでこで測る体温計で37.0℃。
病院で検査するよう指示を受け、近隣の病院で検査。
このとき38.8℃。 そらしんどいわ……。
というわけで車で待っていたら、「陽性です」との連絡。
ついにワイもポジったか……とショックを受けつつ上司に報告して帰宅。
引きこもり体質で、ほぼ会社との往復しかないのに何が原因なんでしょうかね～～～。
とりあえずここからネットも断って全力で休む。
ただ感覚麻痺ってるのか、38.8℃出ているほどのしんどさを感じない。
まだ味覚、嗅覚はある。
発症1日目
38.0℃
ひたすら寝る。
保健所から指示の連絡と色々と事情聴取。
しんどさもあって気づいたら1日が終わっていた。
咳は出るものの寝付けないほど酷くはない。
味覚、嗅覚問題なし。
発症2日目
38.0℃を切るようになる。
ひたすら寝る。
頭痛と、のどの痛みが本格化する。
のどの痛みはまぁまぁ強烈で、ツバを飲み込むときに覚悟完了しないと飲み込めない。
これのせいでこの日から眠りが浅くなる。
発症3日目
37℃前半で安定するようになる。
相変わらず頭痛と、のどの痛みあり。
ちょっと余裕がでてきたのもありコロナについて調べてみる。
3日目からが本気という意見もありビビる。
というわけでネットサーフィンもそうそうに切り上げて体を休める。
排便をしたが快腸な便であった。
発症4日目
朝36℃台になるも、他37℃前半。
のどは痛いが、体調はかなりマシ。
この辺で味覚、嗅覚に怪しさを覚える。
(納豆を食べたが匂いを感じられなかった。におい少な目の納豆ではあったが……)
発症5日目
36℃後半で安定。
まだのどが痛いが、平熱が36.3℃とかそんななのでまぁもうほぼ治ったもんやろこれ。
食事に意識をする余裕ができてきたので味わってみる。
あれ？味とは何なのだろう。”心か……”
視覚情報と食感で味を感じられている気がしていたけどこれ確実に味感じてねえええ！！
発症6日目
36℃半ばで安定。
のどの痛みもほぼなくなり、余裕余裕。
ちなみに例の同僚もコロナだったらしい。
明確な悪意と自覚を持って俺を殺しに来てるやん、バイオ兵器やん、対NBCスーツ着て仕事せなあかんやん。
もしくは俺だけを殺す機械かよ！？
発症7日目
36℃半ばで安定。
痰の絡む咳と鼻水が出るようになる。
ウィルスの残骸処理だろうか。
痰は吐いたほうがいいのだろうが、痰吐きスキル低いので99割飲み込んでまう。
体調は問題なし。
発症8日目
36.5℃(もう余裕を感じてきたので1回しか測ってない)。
痰の絡む咳と鼻水が出る。
体調は問題なし。
けど何か倦怠感のような脱力感のようなものを感じる。
座っていても若干ぼーっとするような。
お寿司を食べても、お寿司を食べている情報から味を構築するのか、味を感じなくてもそこまで違和感はない。
ということはあまり好きでないガリもおいしくいただけるのでは？と思って食べた。
ガリ特有の生姜と甘酢の何かこう、私にとって苦手なフィーリングだけ色濃く感じられてアウト。
久々にヨーヨーを触る。
そう、あなたが今思ったヨーヨーで合ってますよ。
いやそりゃそんなことする暇あったら、もっとやるべきことあるだろ？という話なのは百も承知。
後遺症について
自覚できる後遺症としては、味覚、嗅覚のみであるものの ほかにも無気力症や脱力感などもすでに発動している可能性もある(元から？[要出典])。
そういう症例があるのを見たから、そう感じる、というものなのかもしれない。
後遺症などによっては不可逆的な場合もあるようなので感染しないようにするしか対策はない。
あと陰茎は小さくなった気がする(元から？[要出典])。
反省点としては、
- 可能な限り在宅をすべきだった
- 今年の冬は換気を怠ってしまった
- 自分が感じた不信感や違和感を信じるべきだった
幸い症状的にも軽症で済んだものの、周り(家族・職場)に迷惑を掛けるのはまぁまぁしんどい。
普段は、やられるくらいなら、やれ！！迷惑を掛けていくスタイルでIKEA！！など言っているが、所詮私も人の子と言うわけだ。
それでなくても稼働できていない間の仕事は消えないわけで結局自分に降りかかってくる。
感想
所詮大抵の人間は歯車ですらなく、1本くらいなくなっても大丈夫なネジ。
人一人欠けたところで社会は回る。
ただし家族や大切な人にとってはこの世に1本しかないネジ。
皆様も無理しないよう、体調悪いと思ったら休んでください。
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